げみ「うじきんとき」
げみ「うじきんとき」
※この商品の販売期間は2026年7月3日 17:00 ~ 2026年7月19日 17:00です。
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「うじきんとき」
Produced in 2026
Size : 409.5mm × 728mm
UV Printing, Aluminum Composite Panels, Aluminum Spacers
In collaboration with SYOEI
UV印刷 アルミ複合板 アルミ下駄 / SYOEI協力
ED.10
※作品の刷り増しに約1ヶ月ほどお時間をいただく場合がございます
*Please note that it may take about one month to print additional copies of the artwork.
オリジナル
※こちらの作品のご購入は、2026年7月19日(日)17:00までとなります。
※作品の発送/お渡しは、2026年8月下旬を予定しております。
※使用するモニターにより実物と色味が異なる場合がございます。
※作品のより詳細をお知りになりたい方は、メールにてお問い合わせください。
何卒ご了承の上、ご注文をお願いいたします。
Original Artwork
※This work will be available for purchase until Sunday, June 28th, at 5:00 PM.
*We will present the artwork to you at the gallery after the exhibition ends.
The color may differ from the actual work depending on the monitor used.
If you would like to know more details about the artwork, please contact us by e-mail.
We appreciate your understanding and appreciate your understanding before placing an order.
If you would like to purchase, please contact us at [email protected].
You can also contact us with any inquiries at the same email address.
げみ 個展「うつつの底で」
https://www.gallerycomplex.com/ex/260/act5.html
初個展『雨の花束』から、10年が経ちました。
これまでの10年間は、求められる情景や誰かのための物語を全力で描き続ける、無我夢中の時間でした。
「夢うつつ」のまま、猛スピードで駆け抜けてきたような日々です。
数多くの仕事を重ねる中で、自分にとって「手放していいもの」と「どうしても手元に残しておきたい本質」が、少しずつ明確になっていきました。外部からの評価や一過性のトレンドといったノイズは、長い時間をかけてゆっくりと蒸発していきました。そして、喧騒が消え去った澄み切った底に、重みを持って静かに沈殿したもの。それこそが、どうしても手放せなかった私自身の純度の高い意志——根源的な「光」の表現と、画面上の「質感」への執着でした。
■ 会期
2026/7/3(金)-7/12(日)
11:00-19:00 ※月曜休館、最終日のみ17:00まで
■ 会場
The Artcomplex Center of Tokyo (ACT)
〒160-0015 東京都新宿区大京町12-9,2F ACT5
TEL 03-3341-3253
E-mail [email protected]
■ 入場料 無料
本展のタイトル『うつつの底で』には、そうして純度が高まった私の現在地、という意味を込めています。 メインビジュアルに描いた、青いタイルの底で無数の金魚鉢に囲まれ、身を丸める少女。彼女が手の中にある光を静かに見つめている情景は、万人に開かれた表現の場から、最も安全で静謐な深い内面空間へとたどり着いた、今の私自身の姿勢そのものです。そして10周年という節目を迎えた今回、作品を形にする手法において、一つの新しい挑戦をしました。
私はこれまで、「ディスプレイ上で緻密に作り込んだテクスチャが、紙に印刷した途端に平坦になってしまう」というジレンマを抱えてきました。だからこそ、ディスプレイが放つ色彩の鮮烈さをそのまま物理空間に閉じ込めたかのような「アクリルフォト」を、長らく展示の最善の選択肢としてきました。
しかし10年目の今、私はアクリルという透明な壁を取り払い、「UV印刷」という技術を選びました。
キャンバスなどありとあらゆる素材に直接インクの層を積み上げるこの手法によって、私がデジタル空間で描いてきた粒子感や雨粒の膨らみを、ついに「直接触れられる実体」として現実世界に引き出すことが可能になりました。
これは単なる印刷技術の変更ではなく、10年かけて追い求めてきたデジタルの質感を、今の私ができる最も正当な形で現実世界に定着させてみるという、この節目だからこその挑戦です。
10年という時間を経て、ノイズが蒸発した跡に沈殿した表現の核。
外の喧騒を排したこの静かな空間で、新しく獲得した質感とともに、その現在地をお見せします。
ここから始まる次の10年への新たな一歩として、今この瞬間の確かな手触りを、会場で直接確かめていただければ幸いです。






















